ビットコイン市場が新たな局面に突入しようとしている。仮想通貨アナリストによれば、ビットコイン(BTC)が11万ドルの過去最高値を突破すれば、「価格発見(プライスディスカバリー)」のフェーズに突入する可能性が高いという。

5月18日時点でビットコインは10万6,407ドルの週足最高値を記録。月末までに10万2,400ドルを上回る終値となれば、史上最高の月足終値となり、強気市場の加速が裏付けられる形となる。とくに10万7,000ドルを超える水準には、約30億ドル相当のショートポジションが存在し、「清算マグネット」とも称されるこの価格帯を超えれば、急激なショートカバーによる価格上昇が見込まれる。

テクニカル面では、日足チャート上で「ゴールデンクロス」成立が近づいており、これまでの傾向から45〜60%の上昇が期待されている。また、過去180日間の価格圧縮サイクルは2017年の大相場と類似しており、今回も供給ショックとFOMO(乗り遅れ恐怖)による急騰が予想されている。

※本記事は、以下の記事をもとに翻訳・要約しています。
Cointelegraph「Bitcoin ready to ‘vaporize’ shorts once price discovery above $110K begins」

コメント

ビットコインの価格が再び歴史的高値を目指す動きが見られます。特に11万ドルという節目を突破するかどうかが注目ポイントであり、それにより新たな価格帯での取引が始まる可能性があります。30億ドル規模のショートポジションが清算されると、一気に価格が加速する展開もあり得ます。今後の動きに注意深く注目したいですね。投資を検討している方は、リスクも踏まえて慎重な判断を心がけましょう。