日本の投資会社メタプラネットは、2025年5月19日に1,004BTC(約152億円)を追加購入し、保有総量が7,800BTC(約807億円相当)に達したことを発表した。これは同社にとって2番目に大きな単一購入であり、暗号資産ビットコインが過去最高値に迫る中での大胆な買い増しとなった。
この買い付けは、5月12日に行われた1,241BTCの購入(約129億円)に次ぐもので、メタプラネットの保有量はエルサルバドル政府を上回る水準にある。現在、アジアの上場企業の中で最大のビットコイン保有企業であり、世界全体でも10位に位置している。
同社の2025年第1四半期におけるビットコイン・イールド(1株あたり保有比率の変化率)は95.6%、第2四半期も47.8%と高水準を記録しており、成長の勢いが際立っている。さらに301BTCを追加購入すれば、Galaxy Digital Holdings(8,100BTC保有)を抜いて世界9位に浮上する見込みである。
マイクロストラテジーのマイケル・セイラー氏は、新たな購入を示唆する投稿を行い、企業によるビットコイン保有競争はさらに加速すると見られる。
※本記事は、以下の記事をもとに翻訳・要約しています。
Cointelegraph「Metaplanet scoops 1,004 Bitcoin in 2nd-biggest buy ever」
コメント
メタプラネットのような日本企業が、世界的にもトップクラスのビットコイン保有量を誇るまでになったことは、非常に興味深い動きです。今後も暗号資産市場における企業の存在感が高まる中で、メタプラネットのような積極的な投資戦略がどのような成果をもたらすかに注目が集まります。仮想通貨投資のトレンドとしても、見逃せない事例と言えるでしょう。