動画共有プラットフォーム「ランブル」の創業者クリス・パブロフスキー氏は、2024年第3四半期にビットコインおよびステーブルコインに対応した「ランブル・ウォレット」をローンチすると、2025年5月9日に発表した。当該ウォレットはノンカストディアル型であり、クリエイター経済の支援を目的として設計されている。ランブルはすでに2024年3月にUSDT対応ウォレットを発表しており、今後はテザー・ゴールド(XAUT)への対応も視野に入れている。
競合としては、コインベース、メタマスク、ロビンフッドなどが存在し、仮想通貨ウォレット市場において激しい競争が展開される見込みである。なお、ランブルは2024年3月以降ビットコインを保有する企業となっており、現在210BTC(約2200万ドル相当)を保有している。
同社の2025年第1四半期決算によれば、純損失は前年の4300万ドルから270万ドルへと大幅に縮小し、売上は34%増加と堅調な成長を記録している。
※本記事は、以下の記事をもとに要約・再構成しています。
出典:コインテレグラフ ジャパン「動画共有サービスのランブル、ビットコインとステーブルコイン対応のウォレットを第3四半期にリリースへ」
コメント
ランブルの新ウォレットは、仮想通貨の自由度を重視するクリエイター層にとって魅力的な選択肢となりそうです。収益化手段の多様化が進む中、ノンカストディアル型という点も信頼性を後押しします。市場の競争が激化する中で、どこまで差別化できるかが注目されます。