フィンテック企業ロビンフッドが、欧州の個人投資家向けに米国株をブロックチェーンで取引可能にする新ネットワークの構築を計画している。株式などの資産をトークン化して提供することで、取引コストの削減や決済時間の短縮を実現し、欧州市場での競争力を高める狙いだ。提携先候補としてアービトラムやソラナ財団が挙がっており、注目を集めている。
同社は2025年4月にEU域内での投資サービス提供が可能となるライセンスをリトアニアで取得し、2024年には仮想通貨取引所ビットスタンプを買収するなど、欧州展開を本格化。CEOのテネフ氏は「ソフトウェアで瞬時に取引が始まる時代」とコメントし、トークン化の可能性に言及している。現在のところ、正式な提携は発表されていない。
※本記事は、以下の記事をもとに要約・再構成しています。
出典：コインテレグラフ ジャパン「米ロビンフッド 欧州で米国株のブロックチェーン取引を計画 アービトラムとソラナが提携候補に＝報道」
コメント
ロビンフッドが推進する「株式のトークン化」は、欧州市場における投資体験のあり方を大きく変える可能性を秘めています。ブロックチェーン技術の活用でコストや時間の壁を突破しようとするこの動きは、今後の金融インフラの鍵となるかもしれません。投資やフィンテック分野に興味のある方は必見のテーマです。