ソラナ(SOL)は今週、180ドルの主要レジスタンスに挑戦したが、上抜けには至らず、一時170ドル台での推移となった。5月14日以降、価格は5.65%下落しているものの、チャート上では「メガフォン型パターン」を形成しており、これは高ボラティリティ時に現れる強気・弱気両面の転換サインとされている。
このパターンの上限トレンドラインは185ドル付近に位置し、180ドルの短期レジスタンスと重なる。ここを明確に突破すれば、チャートの計測上、210ドルまでの上昇が期待される。200ドルを超えることができれば、心理的節目を突破したとしてさらなる買い圧力が見込まれる。
一方で、180ドルを突破できない場合は、100日EMA(161ドル)やメガフォンの下限(150ドル)への調整も視野に入る。ブレイク時の出来高が重要な判断材料となり、出来高が乏しい場合は「だまし上げ」となり得る。
ファンダメンタルズ面では、実現時価総額が4億ドル増加し、5月14日時点で785億ドルに達した。また、過去1週間の取引数は7億3,100万件に上り、Solanaのネットワーク活性度が高まっていることを示している。
※本記事は、以下の記事をもとに翻訳・要約しています。
Cointelegraph「Solana network activity surge and ‘megaphone’ chart pattern set $210 SOL price target」
コメント
ソラナの価格は依然として180ドル付近での攻防が続いていますが、ネットワークの活性化やチャートパターンの形成など、ポジティブな材料が揃ってきています。とくにメガフォン型パターンの上抜けに成功すれば、210ドルまでの上昇余地も見込まれます。ただし、失敗した場合は下落の可能性もあるため、エントリーポイントの見極めと出来高の確認を忘れずに行うことが重要です。