イスラエル発の株式・仮想通貨取引プラットフォーム「eToro」が米ナスダック上場へ
eToroは5月5日、米国でのIPOを通じて最大5億ドルを調達し、企業評価額40億ドルを目指すと発表。上場後はティッカーシンボル「ETOR」で取引される予定で、ブラックロックも最大1億ドルの株式購入に関心を示している。

仮想通貨部門は2024年に収益が121億ドルに達し、取引手数料の約37%を占める見込み。一方で、仮想通貨に対する規制の影響やユーザー離れへの懸念もある。特に米国の州単位の規制やEUのMiCA規制に対しては、コスト増への警戒を示している。

同社の上場計画は一度延期されたが、トランプ政権の市場支援姿勢を背景に、再び上場準備が本格化。他の仮想通貨関連企業とともに、IPOラッシュの兆しが強まっている。

※本記事は、以下の記事をもとに要約・再構成しています。
出典:コインテレグラフ ジャパン「株式・仮想通貨取引プラットフォームeToro、米国上場で最大5億ドルの調達目指す」

コメント

仮想通貨業界の中でも存在感を放つeToroがいよいよIPOに動き出しました。成長著しい仮想通貨部門が追い風となる一方で、米国やEUの規制対応という現実的な壁も見逃せません。今後の株価や市場への影響にも注目したいところです。