XRP(リップル)は現在、スポット市場が先物市場を恒常的に上回る「スポット・プレミアム」状態が続いており、史上最長期間に達している。これは、投機的な動きではなく、現物需要による価格上昇を示唆しており、2025年に入ってからの安定的な上昇トレンドが注目されている。
また、1万XRP以上を保有するアドレス数は2024年11月以降に増加を続けており、2025年初の35%の価格調整局面でも減少が見られなかったことから、長期志向の投資家の強い買い意欲がうかがえる。
テクニカル面では、週足チャートで「下降ウェッジ」パターンが確認されており、2.52ドルのレジスタンスを突破すれば、6月までに最大3.78ドルまでの上昇が見込まれている。仮にブレイクアウトが遅れた場合でも、1.81ドル付近で反転すれば3ドル近辺までの上昇余地がある。
さらに、SECがリップル社との訴訟を取り下げたことで、XRPのETF承認への期待も高まっており、市場のセンチメントは明確に強気に傾いている。
※本記事は、以下の記事をもとに要約・再構成しています。
出典:コインテレグラフ ジャパン「XRP 3.75ドルまで上昇するか テクニカルパターンは70%上昇を示唆」
コメント
XRPは今、テクニカル・ファンダメンタルの両面で強気材料が重なっています。過去の投機主導とは異なるスポット主導の上昇、機関投資家の積極的な蓄積、ETF承認への期待など、上昇余地は十分。中長期的に注目すべき局面が訪れているかもしれません。