XRP(リップル)は、規制の進展とレバレッジ取引の増加を背景に、3.50ドルへの上昇余地が高まりつつある。2025年には、XRP支持者にとって歴史的な2つの出来事が実現した。1つは米国の「デジタル資産準備金」候補にXRPが選出されたこと、もう1つは米証券取引委員会(SEC)との長年にわたる訴訟が和解に至ったことである。
それにもかかわらず、XRPの価格は仮想通貨市場全体の上昇と比べて鈍化しており、直近3ヶ月で6%下落した。一方、デリバティブ市場ではXRP先物の建玉が22億ドル相当まで増加しており、これは機関投資家の関心を示すとされている。特に、スポットXRP ETFの承認が期待される中で、レバレッジ取引の急増が見られている。
5月22日には年率19%という資金調達率が観測され、これは強気のセンチメントを反映している。また、SECによるETF承認の最終判断は10月に予定されており、価格急騰の可能性を秘めている。
政治的な面では、リップル社CEOが米上院議員に対して仮想通貨業界との対話を呼びかけており、今後の新たな提携や買収にも道が開かれている。これにより、XRPが過去最高値の3.25ドルを突破し、さらなる上昇を遂げる可能性が現実味を帯びてきている。
※本記事は、以下の記事をもとに翻訳・要約しています。
Cointelegraph「XRP price fails to respond to two extremely bullish developments — Here is why」
コメント
XRPは現在、大きな転換点にあります。規制の明確化やETF承認の動き、そしてリップル社とSECの和解は、XRPにとって非常に前向きな要素です。これまで伸び悩んでいた価格にも、今後は大きな上昇余地が見込まれるかもしれません。投資を検討されている方は、今後のニュースや市場の動向を注視しつつ、慎重な判断を心がけてください。仮想通貨は価格変動が激しいため、リスク管理も大切です。