XRPは過去1カ月で65%の上昇を記録し、1.61ドルから2.65ドルへと急騰した。この背景には、大口保有者による買い集めや米中貿易摩擦の緩和といった外部要因がある。現在、テクニカル指標はさらに45%の上昇余地を示唆しており、短期的には3.69ドル、長期的には17ドルまでの上昇が見込まれている。
XRPは複数月にわたり形成されていた下降ウェッジパターンを上抜けており、3.69ドルを目指す強気のブレイクアウトが確認されている。また、20日および50日指数移動平均線(EMA)も上昇をサポートしている。ただし、価格がウェッジ上限を下回り、EMAを割り込んだ場合は、1.75ドル付近まで下落するリスクも残されている。
加えて、Binanceの清算ヒートマップによれば、2.68ドル付近に大きなレバレッジポジションが集中しており、ここが主要な抵抗帯となる。もしこの水準を明確に突破すれば、2.87ドルへの上昇が視野に入り、ショートスクイーズによる急騰も期待される。
さらに、XRPは2025年初頭から形成されていた対称三角形パターンの上抜けを示唆しており、このブレイクアウトは5.24ドル、さらには17ドルという長期的な目標価格を導き出している。
※本記事は、以下の記事をもとに翻訳・要約しています。
Cointelegraph「How high can XRP price go?」
コメント
XRPは現在、テクニカル的に大きな上昇局面に差し掛かっていると考えられています。短期的には3.69ドル、長期的には17ドルを目指す可能性が示されており、投資家にとっては注目のタイミングです。ただし、重要な抵抗ラインを突破できるかどうかが鍵となり、逆にサポート割れには注意が必要です。リスク管理を徹底しつつ、チャートパターンや清算データを踏まえた柔軟な判断が求められます。